推しのサービスはガンガンフィードバック!Application Composer で楽になる未来のために #reinvent
AWS Application Composer は記事執筆時点ではプレビュー版です。内容は一般公開(GA)時には変更される可能性がある点にご留意してお読みください。
はじめに
こんにちは、CX事業本部、re:Invent 2022 現地参加組の田中孝明です。
re:Invent 2022 の推しサービス
今年もたくさんアップデート出ましたね。セキュリティ関連、データ分析関連のアップデートで面白いのがいくつもあったとよく聞きます。
僕が普段関わっている MAD(Modern Application Development)領域にフォーカスしてみると Amazon CodeCatalyst 、Lambda SnapStart なども面白いアップデートですよね。
みなさんはどんなアップデートが一番面白かったでしょうか?
僕は AWS Application Composer が一番ワクワクしました。
実際にチュートリアルを触ってみたブログもあります。
現地にいたときに NEW LAUNCH! でセッションが公開されたとき、すぐに座席予約してレポートしました。
そのセッションで「フィードバック」という単語が繰り返されていたのが印象的でした。2022/12の時点ではプレビューということもあり、まだまだこれから対応していく予定のものが多いという状態です。
優先対応して欲しいものに関しては積極的にフィードバックしてGAされるときに素晴らしいサービスになるよう手助けしましょう。
Let's feedback
実際の案件で使っている SAMテンプレート のほうが良いのですが、今回は例として Serverless Land の Serverless Patterns Collection から実際によく使いそうなパターンを読み込んでみましょう。
Amazon API Gateway HTTP API to AWS Lambda to RDS Proxy
Amazon API Gateway HTTP API to AWS Lambda to RDS Proxy が面白そうなのでこれを使ってみましょう。
SAM のテンプレートをそのままコピーしても使えますが、Github からテンプレートを持ってくるようにしてみます。
$ git clone https://github.com/aws-samples/serverless-patterns
AWS Application Composer から SAMテンプレート 読み込み
次は AWS Application Composer を起動しましょう。
Create Project
を選択します。
既存の SAMテンプレート を使用したいので Load exiting project
を選択します。
Select folder
で serverless-patterns フォルダの apigw-http-api-lambda-rds-proxy-java を選択します。
フォルダ以下に CloudFormation / SAM のテンプレートがあれば Template file は自動で選択されます。
任意のテンプレートにしたい場合は選択し直してください。テンプレートが正しければ Create
を押下します。
いくつかのリソースが未対応で出る場合があります。そんな時は左下の feedback
を押下しましょう。
すると Application Composer に関するフィードバックフォームが立ち上がります。
質問フォームのタイプは以下のものがありました。
- 一般的なフィードバック
- 機能リクエスト
- 不具合報告
- サポート/アカウント/課金
- UIフィードバック
今回だと、リソースに対応して欲しいので「機能リクエスト」になるでしょう。 できる限り詳細に「なぜこの機能が欲しいのか」を書くようにしましょう。「プロジェクト内で必ず利用するリソース」とか必要性が伝わる内容が良いかもしれません。
さいごに
AWS Application Composer は発表されたばかりの Preview 機能になります。このサービスで全てのリソースの定義が行えるようになるとAWSのリソース管理が劇的に変わる可能性を秘めていると思っています。 比較的利用しやすい位置にフィードバックの導線が設けられているので、CloudFormation / SAM のテンプレートを運用されている方は是非一度読み込んでみて、必要な機能をガンガンフィードバックしていきましょう。